足底腱膜炎
こういった症状でお悩みの方はいませんか?
「足の裏やかかとが痛い」「朝の起きがけや椅子から立ち上がった時など、動き出しの一歩目に足の裏に痛みが出る」「その後、しばらく歩くと痛みが緩和する」「長時間立っていると足裏に痛みやシビレ感が生じる」「運動後に足裏が痛くなる」「フローリングなどの硬い床は痛くて素足では歩けない」
あなたのその足の痛みは、足底腱膜炎かもしれません。
最近、ジョギングやマラソンがブームですが、足底腱膜炎はランナーを悩ませる代表的な足の痛みの一つです。健康のために走り始めたが、慣れない運動で無理をしてしまい、足底腱膜炎を発症する方が非常に増えています。またやり過ぎてしまい疲労の蓄積から発症する方も多い疾患です。ランナーだけでなくバレーボールやバドミントン、剣道など着地や蹴り出し時に、足の裏に強い衝撃が加わるスポーツに多く見られる症状です。
すぐに治る方もいますが、3ヶ月〜半年、なかには3年〜5年と慢性化してしまい、年単位で悩んでいる患者さんもいらっしゃいます。当院はそういった重症化した足底腱膜炎にもしっかり対応致します。
主な症状は足の裏の痛みです。損傷している場所によって痛みが出る場所が違います。
特に踵(かかと)や土踏まず、足の指の付け根などによく発生する疾患です。
足底腱膜にかかる負担が大きくなり、傷ついたり炎症が起きることにより足の裏に痛みを引き起こします。悪化すると、足底腱膜に伴うしこりができたり、かかとの骨が変形して棘(骨棘)を作ってしまったり、安静時にも足の裏が痛むようになります。
※足底腱膜炎と足底筋膜炎は同じ疾患です。
足底腱膜とは?
かかとから足指の骨の付け根に向かって、それぞれ5本に分かれながら扇状に広がって付いている分厚い膜。
足底腱膜炎の役割
足の骨は、弓のようにアーチを描いて構成されています。足底腱膜はそのアーチを弓の弦のようにピンと張って支える役割があります。
弓のような構造をしていることにより、体重を上手く分散して、地面からの衝撃を吸収することができます。
足底腱膜炎で悩んでいる患者さんの多くに見られる特徴の一つに扁平足があります。足裏のアーチが崩れたり、足首が内側に倒れる歪み(回内足)が生じることによって足底腱膜にかかる負荷や衝撃などダメージが大きくなり、痛みが発生します。
足底腱膜にかかる負担
圧迫力
(足の裏にかかる荷重、着地したときの衝撃)
牽引力
(足を動かすときに、筋肉や腱に引っ張られる力)
かかとから足の指方向へ引っ張られる力
かかとからふくらはぎ方向へ引っ張られる力
このような負担がかかる要因
○足の使い過ぎ(オーバーユース)
○立ち仕事
○筋力の低下・加齢
○ふくらはぎの筋肉や足底腱膜自体の柔軟性の低下
○足首が硬い
○足の指が使えていない
(重心が前方に移動しないため、足裏の後方への衝撃や負担が集中する)
○肥満
○靴が合わない
激しい運動をしなくても発症することがあります。
かかとや土踏まずへのダメージの蓄積→筋肉や腱に小さな傷ができて、更に炎症を起こし痛みが発生→自然治癒力が落ちていると修復できずに炎症が慢性化→そのまま使い続けることで更に損傷が酷くなる→周辺の血管や神経が過敏な状態になる、こういった悪循環が起きている状態ではなかなか痛みが取れていきません。
施術
一般的に足底腱膜炎の治療には理学療法や薬物療法、足のアーチを補正するインソール、外科手術などがあります。まずは運動を控えて足を休ませることが大切です。しかし自然治癒力が落ちているとそれだけでは良くなって行かないことがあります。
足底筋の緊張を和らげれば痛みは取れていきます。ではどうすれば緊張した筋肉、腱、筋膜を柔らかくできるのか、
○足の筋肉をほぐす
○足の関節の歪みを修正する
○ストレッチをする
○筋肉のバランスを考えて筋力トレーニングをする
これらはよく整体や接骨院、カイロプラクティックで行われる施術です。一時的に痛みは楽になるかも知れませんが、すぐに戻ってしまいます。もちろんバランスを整えてアーチを修正することは大切です。しかし、悪化した足底腱膜炎はそれだけでは良くなりません。横浜DRT矯正院では、一時的な痛みの緩和ではなく根本改善を目的に施術を進めていきます。
悪循環を打破するための
3つのポイント
どうすれば足底の緊張を和らげ、その場の痛みだけでなく、足底腱膜炎の根本改善をすることができるのか?当院が行なっているDRT独自の検査法で、根本原因が分かります。
1骨盤
足の筋肉の始まりとなっている骨盤はカラダの土台です。骨盤を矯正することで足の筋肉のバランスを整えることができます。
2背骨
全ての神経は脊髄を介しています。背骨を矯正することにより自律神経も整い、更に脳とカラダの伝達が良くなり本来の自然治癒力がよみがえります。休んでも治せないカラダから、寝たら治るカラダヘ変えていきます。(傷、炎症、過敏な神経が修復されます。)
3顎関節
それぞれ大事なポイントですが、当院では3つ目の顎関節は足底腱膜炎を改善するためにとても重要なポイントと考えています。人は力を入れる時、あごには100キロ以上もの大きな負担がかかることがあるそうです。つまり、ジャンプや着地、踏み出すときには足底だけでなく、あごにも負担がかかっていて、その無意識の緊張が回復の妨げになっているのです。足底腱膜は顎周辺の筋肉とつながっています。この顎の緊張を取ることで足底の緊張は緩和され、足のアーチの矯正にも効果があります。あごは体の歪みだけでなく、自律神経や脳の緊張を改善させるためにとても大事なポイントとなります。
「いろいろやったけどなかなか良くならない」
「一生この痛みと付き合っていく」と思っている方、あきらめないで下さい!
あなたの体は治すきっかけさえあれば、まだまだ良くなります!
慢性化してしまった足底腱膜炎でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。普段の生活で気をつけること、あなたがやってしまっている悪い癖、またセルフケアまでしっかりアドバイスさせて頂きます。